【Day26】テレビ業界を目指す人へ④
こんばんは!
北の地方公務員2年目のツルミ(微腰痛)です!
今回も引き続き、【地方から東京のテレビ業界に入るためにした行動】を語りたいと思います!
①OB訪問
③マスコミ塾
(前半、後半では収まりませんでした、、、すみません、、)
「番組提案の作成」については、1日目から2日目に渡り予定されていたので、今回まとめて説明しますね!
◆2日目
・番組提案作成 続き
・番組制作現場体験
1日目から引き続き、番組提案作成研修を行いました!
内容としては、
「もし自分が朝の情報番組の中で、5分間の枠を与えられたとしたら、どんなニュースを報道するか?」
といった趣旨の研修でした。
私は新聞をペラペラめくって行く中で、「スマホ依存症」の記事に目を惹かれました。
記事には、
「スマホの普及により、スマホに触れずにはいられない人達が現れた。空き時間などもそれで潰せてしまうため、コミュニケーション能力も低下してしまう。中には、スマホの使い過ぎで体調不良へと陥ってしまう人もいる」
といった問題が紹介されていました。
私はなんか、今っぽくて楽しそうだし、色んな角度から膨らませられそう!!と思い、このテーマを採用しました。
この記事に関する情報を調べて行くうちに、スマホ依存抑制アプリの「スマホ禁止タイマー」や、
スマホと全く同じ形のプラスチック製品で、本物のスマホの代わりに持ち歩く事により、スマホから距離を置けるという点と、「自分はスマホを持っている」という安心感を擬似的に得る事を目的とした「No Phone」という製品がある事が分かりました。
これらの情報を整理し、どのようなニュース番組を作成するのか、同じグループの参加者およびメンターへと企画提案しました。
展開の仕方としては、以下を考えました。
プレゼンが終わり、参加者からは
「テーマが面白い。」
「こんな製品あるの?!」
「現代人が抱える問題を取り上げていて良い」
などの感想を頂きましたが、
メンターからは、
「展開が少ない」
「5分も持たない」
「商品以外の角度のアイディアが必要」
といったフィードバックを頂きました。
具体的で率直なアドバイスというのは本当にありがたいもので、
そこからスマホ依存症について、より詳しく調べて行きました。
すると、鎌倉で行われている「デジタルデトックスツアー」というものを見つけました!
趣旨としては、「スマホを持たずに、鎌倉の街や自然の中を散策し、普段は使い切れていない五感を研ぎ澄ませる」といったものです。
ツアー参加者は現地に集合すると、すぐさまスマホをスタッフに預けなければなりません。
お寺で瞑想をしたり、鎌倉の自然の中をハイキングしたり、はたまた「スマホを使わずに、地元の人も知らない秘密の場所に辿り着けるか?」といったミッションも課されるそうです。ツアーの最後には思い出を絵に書きます。
この記事を読んで思いました、、、
良いねぇ!!実に独創性があるし、これに同行して参加者の様子を撮ればだいぶオモロいんじゃね??と思いました笑
自分の提案にこの内容を加え、再度プレゼンをすると、参加者およびメンターからも良い評価をいただく事が出来ました!!
この研修では、映像の展開に厚みを持たせ、視聴者の興味を惹く工夫を教えてもらいました。
また、他の参加者のアイディアやセンスを見られた事も大変ためになりました!
続いて、「番組制作現場体験」の研修がありました。
参加者によって、体験できる現場が異なり、大河ドラマの撮影現場や、音楽番組などの舞台裏を見られる、といった内容でした。
かく言う私は、「シブ5時」という情報番組に配属され、ディレクターが演出を決める様子や、テロップの入れ方などを教えてもらう事が出来ました。
番組内のコーナーの一つで、流行りのファッションコーデを紹介するコーナーがあり、ビームスだったかどこかのお店から、女性モデルが生中継でアイテムを紹介して行く、といったくだりがあったのですが、
テロップを考えていたのが、ヒゲダルマのオッサンだったのは衝撃でした笑
オッサン曰く、「ファッションには興味無いけど、仕事だから、女性ファッション誌を読み漁って、それっぽいテロップやテロップデザインを考えてるんだよ」との事でした。
プロだなぁ!!と思いました。
興味なくても、自分から吸収して映像に反映させる。めちゃくちゃカッコいいと思いました!!
また、お昼休憩でシブ5時の男性アナウンサーさんと一緒にご飯を食べられたのが良い思い出になりました。
「どうやってNHKに入ったのですか?」と質問させていただいたのですが、
その方は「自分にどれだけ熱い思いがあって、なぜNHKに入りたいのか?なぜNHKじゃないとダメなのかを伝えた」と答えてくれました。
それから、「熱いだけでもダメで、それをちゃんと言葉にして、相手に納得させるものを届けないとダメ。だから、自分の原体験やエピソードを何度も深掘りして、色んな人に聞いてもらって、一番人に刺さる形にした言葉を面接で伝えれば良いよ。」と言ってくれました。
現役のアナウンサーさんだけに、言葉がすごく刺さりましたし、インターンくんだりの僕に対してもこんな言葉をかけてくれるなんて、とても素晴らしい人だと思いました。
以上、2日目は本当に良い経験をさせてもらいました!!
後半に続きます!!