北の地方公務員がキャリアについて考えるブログ

映像×土木×英語。27歳、元映像制作会社ADが、北海道の地方公務員(土木職)としてキャリア形成について悩みながらも努力を積み重ねるブログです。

【Day23-2】オンライン研修にはキャプチャーボードを使おう!

こんばんは!

北の地方公務員2年目の研修担当ツルミです!


今回は我が職場でも遂に導入しました「キャプチャーボード」の良さをお伝えして行こうと思います。


そもそもキャプチャーボードとは、ゲームの配信などによく使われる機器で、それを使う事によってカメラやゲーム機などの映像・音声をPCに取り込む事が可能になります。


つまり、ゲームの画面をPCのディスプレイ上に映し出したり、ゲーム画面を録画したり、ゲーム配信をする事が出来るんです!


今回、私の職場でのキャプチャーボードの使い方としては、ビデオカメラと接続をするため、「ビデオカメラに映る映像をPCで配信する」という事になります。


具体的には、現在、海外の方々へ向け「私の自治体が行なっている業務」について教えたり、「その方々が自国で抱える問題点を明らかにし、今後の方針を策定する手助けを行う」等の内容のオンライン研修を実施しております。


その際に、ビデオカメラの映像を相手方に生配信する事により、研修に大いに役立っている場面があります。


では、オンラインで研修を実施する上でのキャプチャーボードの利点を挙げて行きます!

以下、3点です!!


①実演が可能になる

②大きく空間を使う際に便利

③ビデオカメラの高画質をそのまま配信出来る

 


①実演が可能になる

よくあるオンラインでの研修と言えば、講師も受講者もPCの前に座り、画面共有やデータの共有をしながら、パワポスライドを読み進めて行くのがせいぜい良いところでしょう。

zoomのブレイクアウトルームを使ったディスカッションや、Googleのジャムボードを用いたブレインストーミングをしてたら、それは大したものです。


しかし、そこにもう一味加えられる方法があるのです!

それが、キャプチャーボードだ!!!


ビデオカメラの映像をそのままPCで配信出来るため、何かの工程を実演したり、画角の引き・寄りなどを変えられたり、動きのあるものを放映する事が出来ます!


私たちで言えば、講義資料のデータ共有だけでは説明不十分だろう、という意見が挙がったため、ろ過実験の様子をオンラインで生配信しよう!という話になりました。

結果として、研修の幅が拡がりましたし、コンテンツとしての魅力が増したように思います。


②大きく空間を使う際に便利

先に話に挙がりました、海外の方向けの研修において、各国が抱える問題を分析するために、受講者に対し沢山の聞き取りを行います。

私達が準備をしたのはホワイトボード3面。問題の因果関係や、関係組織との相関図をまとめるため、聞き取った内容を3面びっしりと記載していきます。

オンラインでの研修のため、画面に映し出せるのはボード1面のみの大きさです。

話の流れから、ボード①からボード②に記載されている内容へと、素早くスウィッチング(画面を切り替える)する必要が出てくる事もあります。

そんな時にキャプチャーボードとビデオカメラを接続していると、カメラを対象のボードに向けるだけで映し出す画を変えられます。

webカメラではそうは行かないでしょう。撮影の自由度を圧倒的に上げる事もキャプチャーボードのメリットなんですよね。


③ ビデオカメラの高画質をそのまま配信出来る

これは文字通りです!webカメラは対象が近くであったり、小さな画角の中に収まれば綺麗に映し出す事が出来ますが、少し離れたりすると途端に映りが悪くなります。(そういう作りだもん、仕方ないよね笑)

ビデオカメラであれば、ズームする事も引いて映す事も自由ですし、オートでピントを合わせてくれるので、対象がどこにあっても鮮明に映し出してくれます!

加えて、レンズが良いじゃないですか笑

webカメラと比較した際の画質の差には驚きますよ?!自撮りをするとしても、ビデオカメラで撮影した方が映えますよ!!

 

以上のように「伝えたいもの」「見せたいもの」を高画質で自由に映し出せるのが、キャプチャーボードの良いところです!!ご興味がある方は是非利用してみてください!!

 


(以下、余談)

さて、今までキャプチャーボードを利用したオンライン研修のメリットを紹介して来ましたが、

オンライン研修には様々な可能性があって、

「1人がスマホで景色を撮影しながら、別の人がその場でナレーションを入れ、あたかも現地を視察しているかのような気分になれる」といった研修も他所で受講した事があります。(あれはもはや観光でしたが笑)

本当に2人の連携が見事でした!!(何回リハーサルしたんだろうか、、、)


研修は「時間を取るだけで無駄!」などと軽んじられがちですが、それは企画する側に責任があるのかなぁ〜と思います。

どれだけ業務が忙しくても、本当に魅力がある研修には「時間を取ってでも受講したい!」という人がついて来るはずです。


これからも楽しい研修を企画して行きたいですし、ユニークな研修を行なっている会社・自治体さんがいらっしゃれば是非教えていただきたいです!


長くなりましたが、以上です!

それでは。

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