北の地方公務員がキャリアについて考えるブログ

映像×土木×英語。27歳、元映像制作会社ADが、北海道の地方公務員(土木職)としてキャリア形成について悩みながらも努力を積み重ねるブログです。

【Day30】テレビ業界を目指す人へ⑥

こんばんは!北の地方公務員2年目のツルミです。
 
今回も【地方から東京のテレビ業界に入るためにした行動】 と題しまして、マスコミ塾での経験を語りたいと思います。

 

①OB訪問

NHKインターンシップ参加

③マスコミ塾←今回はこれ!!


ツルミは大学三年生の時に北海道で唯一のマスコミ塾に通っていました。

といっても、 期間は3か月間で金銭面的に継続するのは難しいと判断し、 途中で退会しておりますが、、、
 
マスコミ業界を目指す人の中では、このような塾に通うことなく内定を獲得する人も多いと思います。しかし、私はここへ通ったことは決して無駄ではなかったと思います。


北海道にいながら東京のマスコミ業界を目指した自分にとっては、藁にも縋る思いで探し出した塾でしたし、ここで学んだことが後のテレビ局受験に大いに役立ったと確信しております。


ですので、この記事を読んでいる方については、「 こんな就活対策法もあるんだぁ~」といった程度に知っていただければと思います。
 

◉この記事の内容

  1. マスコミ塾に通い始めたきっかけ
  2. マスコミ塾の概要
  3. 授業内容
  4. その他メリット
  5. まとめ


【1.マスコミ塾に通い始めたきっかけ】

私は常日頃から「芸人さんと一緒にお仕事がしたい!!」 という思いを「ぼんやり」かつ「メラメラ」 と抱き続けていたため、
大学3年生の10月頃に重い腰を上げ、 マスコミ業界に入る準備に取り掛かりました。
取り敢えず、「就活解禁が大学4年の6月だから~いついつまでに ESを書けるようになって~」 と悠長にスケジュール感を捉えていましたが、
よくよく調べてみると、 どうやらマスコミ業界の就活は他の業界と比べ、 随分とスタートが早いという事が分かりました。
一番早いのが恐らくテレビ朝日なんですが、12月上旬くらいには ES提出の締め切りだったと思います!!
(実際、クリスマスには筆記テスト受けてましたもんね笑)
 
その事実に直面した私は
「あれ?恋焦がれて仕方がないマスコミに入れなくない? 時間なくない?見積り甘かったんでない?!」
と激しく反省し、速攻で「札幌 マスコミ塾」とググりました。
すると、一つの塾がヒットしました。
この塾は元新聞記者の方が運営しており、「札幌」「東京」「 京都」の3つの会場で開催されているようでした。


当時、札幌の大学に通っていた私は、

マスコミ就活について何も知らないし、時間が無い!!

イコール通うなら今しかない!!
と思い、すぐさま申し込みました。
 

【2.マスコミ塾の概要】
私が参加した札幌クラスは、道内唯一全国紙・NHK受験、 内定に照準をあわせた講座であり、 NHKや民放各局のアナウンサーなども輩出実績があるようでした 。また、定員は学習効果を高めるため、少数精鋭で実施している、 といったフレコミでした。


札幌以外の他の会場については、 どのような実施方法だったのかは分かりませんが、札幌会場では、 ホテルの1階にある喫茶店で講義が開催されていました。
当時は生徒が僕しかおらず、 講師の方と1対1で授業を行っていました。(噂通り、少数精鋭ぃ ぃ!!!
授業料については、様々なコースがありましたが、 私が通っていたのは「1受講単位(約3ヶ月全12回):66,000円」というもので、月に4回程度、1回につき1時間45分の時間で受講していました。
 

【3.授業内容】

内容については①懇談②漢字試験③時事問題の解説、(→④ ES(エントリーシート)・小論文の添削) という流れが多かったです。

※④は不定

 

①懇談については、毎回、 日々のニュースについて講師と話し合います。

事前に講師から新聞と日付の指定があり、 内容を一読してから授業を受けます。
気になるニュース等をピックアップし、 2点ほど話せるようにしておく事が必要でした。

具体的には、ある記事を読んで、「 この話は今後どうなっていくのか?」「 記事の中での重要なことは?」「 記事ではこのような取材方法だったが、自分ならどう取材し、 どのように報道するか?」という事を30~40分程度話し合いま した。

ニュースに対して自分の意見を持つトレーニン、 という感じでしたね。

 

②漢字試験については、 講師が準備した漢字テストを時間を計って解きます。

マスコミ就活では、 筆記試験で漢字の知識を問われる問題が分量として割とありますので、

家での自習でインプットしつつ、 この時間にアウトプットしていました。

 

③時事問題の解説については、ある市販の雑誌を購入し、 これを教科書として講師がその中身を解説します。

覚えておくべきニュースや単語、人物などについて、 詳しく教えてもらいました。

時間としては40~50分程度掛けていたと思います。

 

④ES・小論文の添削について。ESの締め切りが近い時は、 事前にこちらでESを作成し、 それに対して講師からフィードバック受けたり、 細かな修正をしてもらいました。

私は「テレビを作りたいんだ!! 」という熱い思いをこれでもか、というくらい前面に押し出したESを作ってしまいましたが、それだけでは足りなくて、

マスコミの役割とは?報道の意義とは?といった視点を与え、ES の内容についてバランス調整してくれた事が、 すごく学びになりました。また、「ESの書き方」 についてここで学んだ内容については、私のES作成の柱となり、 様々な企業へESを書く際にも役立ちました。

小論文については、 マスコミ就活の筆記試験では必須といっても過言ではなく、 テーマだけ与えられて1000字で書け、 などの問題が当たり前に出題されるので、 この授業内で対策を立てられた点が良かったです。

講師から出題されたテーマを一つ挙げると、「光」というテーマで 1500字で小論文を作成した記憶があります。

小論文を作成する上で、「小論文は、ESや面接と同じく自分をアピールする場であり、自分の経験や考えと出題テーマを結び付け、企業側に自分を採用するメリットを伝えれば良い」 と教えて頂きました。

大学のキャリアセンターその他就活サポート団体などでも、 ESや小論文は添削してくれますが、 マスコミ業界に特化して添削できる所はそう無いと思います。( キャリアセンターでも見てもらいましたが、どこかピントがずれた漠然としたフィードバックしかもらえませんでした。)

どういった視点が必要で、どう書けばマスコミ企業に刺さるのか? といった点を教えてもらえたと思います。

 

【4.その他メリット】

このマスコミ塾では会員専用のメンバーズページがあり、web上で全国の受講生と情報交換する事が出来ました。

各社の募集要件や就活解禁時期、オススメの対策方法など、 他の受講生と共有し合うことで、

自分もやらなくては!という危機意識を持てましたし、 頑張っている仲間を見て、 モチベーションの維持にも繋がったと思います。

 

【5.まとめ】

マスコミ塾に通うことについて、私としても講師の方からしても、 本当だったらもっと長期に渡って受講するのが理想であったと思います。

しかし、当時はこのような塾の存在すら情報として持っていなかったし、 知っていたとしても金銭的に早期から受講していたかは分かりませ ん。

マスコミ業界を目指したのがあれくらいの時期になってしまったので、仕方が無かったのかな~、と今では思います。

ただ、これから本気でマスコミに入ろうとしている方については、 このようなサービスを利用しても良いのかなと思います。

別にテレビじゃなくても、出版、新聞、広告など、 マスコミと言っても色んな分野があるので、 もしも該当する人がいれば調べてみて下さい。

今ならオンライン形式で受講できるところもあるみたいですね!!

マスコミ塾に通わなくても内定を獲得出来る人はもちろんいます。 みなさんにどうか通ってください! という気はさらさらありません。

ただ、内定の確率を上げるための手段として、 マスコミ塾っていうのがあるよ! ってことだけは覚えておいてください!!

 

私から伝えたかった点は以上です!

それでは。

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